1932年、当時校舎建築に尽力した副校長ミス・ヘイウッドの「生徒には与えうる最高のものを」との考えのもとに建立されました。資金難のために礼拝堂建設が見送られたことを知って5万ドル(当時)を寄付してくださった米国聖公会婦人会の援助に支えられてのことです。聖路加国際病院内のチャペルと同じく、バーガミニの設計によるもので、杉並区の有形文化財(建造物)に指定されています。
毎朝の礼拝や、入学式、卒業式が行われます。

 

パイプオルガンについて

1932年礼拝堂建立と同時に設置されたパイプオルガン(オースチン社製、2段鍵盤、16ストップ)の老朽化に伴い、1998年にテイラーアンドブーディ社製オルガンが設置されました。3段鍵盤、43ストップ、パイプ数は3000本弱にのぼり、重さが6トンある大きなもので、学院のオルガニストが演奏します。